「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

【無料記事】 「前線3枚はスムーズに攻撃ができているので、確実にチャンスで沈める」(工藤)[FC東京戦前日コメント] (1159文字)(2014/09/26)

J1第26節FC東京戦 前日コメント

 

9 FW 工藤壮人

「アウェイということを変に意識せず、やるだけだと思います。もちろん勝ちが必要なのは分かっていますけど、ここから連勝が必要。難しい試合になると思いますけど、FC東京は前の選手は非常に活き活きしていますし、やられちゃいけない選手を警戒しながらも、チームとして、ホームでやっていることを出せば問題ないと思う。そこで、何が原因か分からないけど、出せていないので、引き分けでOKではなく、しっかりと勝ちを持って帰らなければいけないと思います。分かりやすくこれだけ(結果が)出てしまっているので、残りの試合はアウェイで多く勝って、帰ってこなければいけないですし、ホーム以上に引き締めてやらないといけないと思います」

 

―前線として、ホームとアウェイで何か違いは感じていますか?

「アウェイだとボールを保持する時間が短いとは感じています。相手のホームのプレッシャー、勢いに飲み込まれるというか、そこで失点してしまい、そういうのはもったいないです。ボールを持とうとすれば持てるチームですから、どれだけ自信を持てるか。1つのミスで落ちるんじゃなく、どれだけ冷静にできるか。そういう細かいことも大事。どれだけ多くの時間でボールを持ってゲームを進められるかが、アウェイでは大事になってくるんじゃないかと思います」

 

―前線3枚の攻撃のパフォーマンスに限れば、鳥栖戦でも調子の良さが窺えました。

「攻撃のパターン、動きでは、前線で動きを付けられているのは前半戦との大きな違いです。そこは3人で考えて、真ん中、右左関係なく、もちろん守備の時は帰りますけど、そこはうまく臨機応変に全員で穴を埋めながら、スペースを使いながらスムーズにできています。そこは相手にとっても脅威だと思う。うちとしてもそこはストロングなので、いつもどおりにやればゴールが生まれる自信はあります。僕が点を取るだけじゃなくて、モンちゃん(レアンドロ)や(高山)薫君、誰でも点を取れる状況を作り出せています。モンちゃんが流れてアシストしてくれたり、逆にそれを僕や薫君もやらなければいけない。この前の試合は僕に2本来ましたけど、その他もシュートチャンスは作れています。もしかしたら、ホームよりは多くのチャンスを作れないかもしれないですけど、作れたチャンスでしっかり沈めようと思います」

 

―逆に言えば、守備の部分がしっかりできれば、攻撃面は好調なだけに、アウェイでも勝てるという自信がある?

「そうですね。結果的に勝てていないというところでマイナスな面が出てしまいますけど、そこで変にネガティブに捉えず、形を作れている部分はアウェイでもあるでの、自分たちがやるべきことをアウェイでもやる。それが鍵になると思います」

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