一発勝負がもたらす好循環。確かな成長が感じられたリベンジマッチ/【レビュー】天皇杯4回戦 サンフレッチェ広島戦
最も理想的な90分での勝利を手にすることはできなかった。しかし、リーグ戦で2連敗した相手にほとんどチャンスを作らせず、前回対戦でやられたセットプレーで先制点をあげ、追加点を奪う試合運びは見事なものだった。
「結果的に120分戦ったなかで、選手がこのスケジュールにも関わらずあれだけのパフォーマンスをしてくれるということに、本当に素晴らしいなと、ただ単に選手のパフォーマンスが素晴らしいなと驚いたと言うか、僕自身もすごく嬉しかったです」
試合後の記者会見で大岩剛監督は選手たちを絶賛した。連戦のなかで、これだけのパフォーマンスを見せるとは驚きだ。120分と普段より試合に入り込んでいた時間が長かったせいか、記者会見に臨んだ大岩剛監督は言葉に詰まることが多く、なかなか適切なコメントを頭の中から導き出せず、会見が終わると居合わせた取材陣に照れながら謝罪する。ようやく張り詰めた糸が切れたようだった。スタジアムに集まった観衆はわずか3,800人を超える程度だったが、ピッチとスタンドが一体となっていた。まだまだ発展途上ではあるものの、現時点での力を出し尽くす、すばらしい試合だった。
【ハイライト】#天皇杯 ラウンド16#鹿島アントラーズ × #サンフレッチェ広島 は、2-0で鹿島が勝利! #スカサカ @atlrs_official @sanfrecce_SFC
ラウンド16以降は全試合放送!
HP⇒ https://t.co/cBwdmgnc4u pic.twitter.com/Ge6xDkXaW1
— スカパー!国内サッカー (@sptv_football) September 26, 2018
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