堅守北九州から得点できるか?鍵握るサイドバックの攻撃参加【J3第9節北九州戦プレビュー】
福島ユナイテッドFCは4月12日、とうほう・みんなのスタジアムにて明治安田J3リーグ第9節ギラヴァンツ北九州戦に臨む。
前節栃木シティ戦は守備強度の高い相手に2度リードを許したものの、意図した形で攻撃することができ、2度追いついての引き分け。アウェイで強豪相手に引き分けということで悪くない結果であり、今節も守備強度の高い相手ということで、自信を持って臨める。
北九州は昨季から継続で増本浩平監督が指揮を執る。昨季同様堅守が持ち味のチームであり、7試合で3失点で、直近2試合もクリーンシートで連勝している。現在5勝2敗で3位につけているが、5勝は全てクリーンシートでの勝利、複数失点は第3節FC岐阜戦に1-2で敗れた時だけである。JリーグYBCルヴァンカップはJ1ファジアーノ岡山に1-0で勝利しており、J1クラブ相手にも堅守が通用しているチームだ。
福島も北九州攻略には手を焼いており、昨季の対戦ではアウェイ戦は先制したものの、相手のショートカウンターに手こずり1-2で敗戦。ホーム戦も堅守をなかなか崩せず、終盤FW清水一雅のゴールで1-0で劇的勝利を挙げたが、複数得点ができていない。「毎試合3点、4点取って勝つ」と寺田周平監督も語るが、前節は2点取って勝利できなかったので、ある意味3点取ることが勝利の指標となっている福島としては、この試合を1-0で勝っても良いのだが、できれば複数得点取って勝ちたい。
鍵を握るのが、今、どの選手も絶好調のサイドバックだ。昨季から在籍の選手に加え、新加入選手も調子を上げている。どんな組み合わせの選手起用をして、どうやってビルドアップやゴールに関わらせるかがポイントとなるだろう。あとはショートカウンターには細心の注意を払っていきたい。
J3最少失点チームとのこの一戦に勝つことができれば、今季はどんなチーム相手にも点を取れるという自信を得ることができる。堅守を誇る北九州守備陣に対し、果敢に挑みたい。
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1.サイドバックの攻撃参加が鍵
2.鋭さを増した北九州のショートカウンター
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