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攻撃の先鋭化を続けつつ、守備を改善できるか。上位対決2戦目、貪欲に勝点3を狙う【J3第33節富山戦プレビュー】

福島ユナイテッドFCは10月20日、富山県総合運動公園陸上競技場にて明治安田J3リーグ第33節カターレ富山戦に臨む。

前節大宮アルディージャ戦は首位相手に真っ向勝負を挑み、素晴らしい攻撃から2得点を挙げたが、勝負どころで守備の甘さが出て、2-3で敗れた。攻撃は複数得点が続き、悪くない状況が続く中、守備は直近3試合で10失点と改善が必要な状況だ。

現在3位の富山は今季手堅い戦いで勝点を伸ばしており、失点は32試合で24と首位大宮に次いで少ない。ここ3試合は引き分けが続いているが、8試合負け無しも続いている。最低限負けない戦いができるしたたかなチームだ。

こうした相手に福島はいつも通り攻撃的に戦っていくわけだが、最近はMF粟野健翔の右サイドバック起用や、DF松長根悠仁とDF鈴直樹の両サイドバックのポジション入れ替えなど、より攻撃をスムーズに進めるため大胆な取り組みを見せている。相手に対策されるのであれば、こちらも新しい手を打っていかなければならない。先手を打ってより攻撃の鋭さを求めているのは悪くない。

一方で新たな取り組みの代償なのか、失点は増えている。攻撃の良さは生かしつつもいかに失点を減らせるか。勝点3を得るために攻撃の先鋭化のみならず、どう守備を改善していくかも勝負のポイントとなる。

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1.攻撃生かしつつ、守備を改善したい

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