攻守共にブラッシュアップし、難敵鳥取を迎え撃つ【J3第28節鳥取戦プレビュー】
福島ユナイテッドFCは9月15日、とうほう・みんなのスタジアムにて行われる明治安田J3リーグ第28節ガイナーレ鳥取戦に臨む。
福島はギラヴァンツ北九州、ヴァンラーレ八戸に連勝し、チーム状況は上向きだ。ただ、どちらの試合も1-0であり、攻めているわりには複数得点が取れていないのは課題の一つだ。また、前節は相手のプレスをかわしきれず、ボールを奪われてピンチになる場面が多かったのも課題だった。これらの課題をどれだけ改善できるかがこの試合の重要な点の一つだ。
もう一つ、相手の鳥取はかなり好調だ。ここ5試合で4勝1敗。複数得点の試合も多い。直近6試合で3ゴールと絶好調のシャドーMF普光院誠が出場停止だが、守備の要であるDF大城蛍が出場停止明けから復帰。トップスコアラーの1トップFW松木駿之介は直近5試合で4ゴールと絶好調。MF世瀬啓人がJ2藤枝MYFCに移籍したが、その穴は大宮アルディージャから期限付き移籍のMF高柳郁弥がしっかりと埋めている。昨季福島でプレーしたFW三木直土も途中出場で重要な役割を果たしている。林健太郎監督の志向する丁寧なビルドアップから迫力ある攻撃を見せるサッカーは完成度が上がっており、4月に対戦した時とは全く別のチームと考え、しっかり対策をしなければならない。
自らのスタイルを出しつつ、いかに攻守で改善を図り、鳥取の良さを出させないか。非常に難しい試合になるが、ここもまたJ2昇格のためには乗り越えなければいけない壁である。
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1.攻守でもう一段上を目指す必要がある
2.鳥取のビルドアップには要警戒
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