J3最強の盾、13戦無敗の北九州をどう崩す?試される今季の積み上げ【J3第26節北九州戦プレビュー】
福島ユナイテッドFCは8月31日、とうほう・みんなのスタジアムにて明治安田J3リーグ第26節ギラヴァンツ北九州戦に臨む。
前節カマタマーレ讃岐戦は中止となったが、変わらぬ良い雰囲気で練習ができている。中断期間でさらにブラッシュアップした攻撃を見せようという方針は大きく変わらないだろう。
相手の北九州だが、13試合連続負け無し3連勝中で5位と非常に好調だ。特筆すべきは守備。16失点は首位の大宮アルディージャと並んでリーグ最少。5試合連続クリーンシート、14試合連続複数失点無しという堅守を誇る。
ただ、守り方は自陣で引いてブロックを築くだけでは無い。プレスに行くところ、ブロックを築くところがしっかり整理されている。そして、浦和レッズから育成型期限付き移籍のDF工藤孝太、地域リーグやJFLなどでのプレー経験を経た苦労人のDF杉山耕二、市立船橋高から加入し6年目のGK田中悠也といった守備陣の連係は日に日に良くなっている。
攻撃陣も11得点のベテランFW永井龍を軸に、ジュビロ磐田から育成型期限付き移籍中のMF藤原健介など中盤に技術の高い選手が多く、中盤で自由にボールを持たれてしまうと極めて苦しくなる。
福島としては堅守をこじ開けつつ、相手のやりたい攻撃を封じなければいけない。今、現在J3で1、2を争うほど強い相手だが、やはりものを言うのは積み上げである。攻守それぞれの積み上げが問われる試合となる。
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1.相手が嫌がる攻撃をどれだけ出せるか
2.守備ではさらなるハードワークを
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