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【札幌vs山形】プレビュー:ミシャ式のJ1札幌と天皇杯で対戦。当然、勝利あるのみ!!

■天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会 3回戦
7月10日(水)札幌vs山形(19:00KICK OFF/NDスタ)
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前節栃木戦は氣田亮真の決勝ゴールによって1-0で勝利。第2節以来となるリーグ連勝を飾った。2試合連続の完封勝利も今季初で、ようやくチームの調子に結果がついてきたところだ。

中3日で迎える天皇杯3回戦コンサドーレ札幌戦。さらに中3日で控えるホームいわきFC戦と合わせて、中断期間前のホーム3連戦2つ目となる。
「全部勝ちきって、いいブレイクに進んでいきたい」(渡邉晋監督)という、勢いをさらに加速させたい試合だ。
山形の天皇杯2回戦はSC相模原と対戦し3-2で勝利。前半9分に山田拓巳、12分に松本凪生、38分に加藤千尋とスコアでは先行し続けたものの、前半後半に1失点ずつ喫し、終盤に押し込まれたまま逃げ切る試合となった。
勝利のみが求められるトーナメント戦だが、「誰1人内容は納得していない」(加藤千尋)というものだった。
2回戦と同様に今回の3回戦もターンオーバーが予想される。すでにルヴァンカップは敗退しているだけに、リーグ戦でチャンスを掴めていない選手たちにとっては、数少ないアピールの場となるだろう。

一方、2017年から8年間J1で戦い続けている北海道コンサドーレ札幌は、現在難しいチーム状態にあると言える。
2018年に就任したミハイロ・ペトロヴィッチ監督の掲げるミシャ式のポゼッションサッカーで戦ってきたが、リーグ戦は2勝5分15敗勝点11でリーグ最下位。直近のリーグ戦も8連敗中、5試合連続無得点と点が取れていない。
ボール保持率が低いわけではなく、攻撃に人数を割いてチャンスも作れているものの、決めきれていないのが現状だ。

さらに、悪い流れに輪をかけて「チームが9人ケガしている状況」(鹿島戦後ペトロヴィッチ監督)と負傷離脱者も多いという。

公式リリースでは6月にキムゴンヒ、スパチョーク、宮澤裕樹が肉離れを起こしたとあり、それ以外にも前々節新潟戦の前半で長谷川竜也が途中交代、前節鹿島戦は菅大輝、家泉怜依が欠場し、小林祐希が前半で途中交代するなど、ここ2試合だけでもトラブルが相次いでいる。

札幌の天皇杯2回戦はJFLの栃木シティFCと対戦し3-1で勝利しているが、その際にメンバー入りしていたキムゴンヒ、小林祐希、家泉怜依、長谷川竜也などの出場も不透明となっている。

主力を休ませるのであれば2種登録選手のメンバー入りまで視野に入るが、逆の場合はリーグ戦の主力がメンバー入りする可能性も高くなってくる。勝利が何よりの活性剤となるチーム状況を考えれば、山形戦で勝てれば何よりも明るい材料となる。中3日のアウェイとはいえ、山形との試合に力を入れてくる場合は、鹿島戦のスタメンにベンチメンバーを入れ替えただけという可能性も十分にあるだろう。
結果は出ていないがFWに鈴木武蔵などもいて、個の能力はJ1クラスという点も踏まえて戦いたいところだ。

相手側の選手起用も不明だが、山形側も手探りで行うところは多いだろう。しかし、相手のウィークをしっかりと見極めて、正確にスペースを突いていくことは変わらない。今リーグ戦で選手たちが行っていることをこの試合でも出し切ることが勝利への一歩目となる。

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