Dio-maga(ディオマガ)

【甲府vs山形】プレビュー:2023開幕戦は天皇杯王者甲府と対戦。ギア全開で頂点を目指す一歩目を!

■明治安田生命J2リーグ 第1節
2月18日(土)甲府vs山形(13:05KICK OFF/JITス)
———-

2023シーズンJ2リーグが幕を開ける。
ピータークラモフスキー監督3年目のシーズンを迎えるモンテディオ山形は、静岡県御前崎市、鹿児島県霧島市、そして現在の千葉県市原市の3つのプレシーズンキャンプを経て、新チームの準備を整えてきた。

「大枠のスタイルは変わらないんですけど、それに対して選手が順応していて、細かい部分をピッチの中でスムーズに表現ができている。強度も確実に積み上がっている」(山田拓巳)

積み重ねによるビルドアップからの縦に速いサッカーは浸透し、新旧関わらず選手のサッカーに対する順応性もある。プレー強度も年々高くなっている。そんな成長は見ている側にも感じられるだろう。

チームとしての成熟度が高まってきているのが今の状態で、大きな結果を出してJ2の壁を打ち破り、ステップアップすることで、チームをさらに大きく成長させたい時期だ。

来年度からJリーグ全体のチーム数がJ1・J2・J3でそれぞれ20チームに統一されるため、その調整で今年はJ2からJ1への昇格枠が3枠となり、事実上昇格枠が増える年となる。

しかし、昨年プレーオフ2回戦で涙を飲んだモンテディオ山形は「J2優勝・J1昇格」を明確な目標に掲げている。ここ4年間、6位・7位・7位・6位と上位にいながらもJ1昇格を掴めていないだけに、今年こそはという思いはより強い
そういった理由もあり、今年は高い目標を設定している。

「山の頂点に行くこと。トロフィーを勝ち取ってNO.1になりたい」(クラモフスキー監督)
険しい道程なのは当然のこと。その上で力強く歩み続ける1年となる。

(残り 2669文字/全文: 3390文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ