Dio-maga(ディオマガ)

【トピックス】“モンテディオ山形”という共通言語による、地域への新たなアプローチ 〜U-23マーケティング部 前編・記者会見〜

記者会見に参加したU-23マーケティング部のメンバー。左から檜野真帆さん(山形県立山形西高等学校)、成松泰志さん(慶應義塾大学)、猪熊のどかさん(東北芸術工科大学)。右端は相田健太郎 モンテディオ山形社長。

株式会社モンテディオ山形が、また仕掛けた!
16歳から23歳までの若者・学生たちによる地域活性化プロジェクト「U-23マーケティング部」がこのたび発足し、1月14日に山形市・Q1(きゅういち)で第1回の活動が行われた。
今回は、それに先立って行われた記者会見の模様をお伝えする。録音した音源にところどころで聞き取りづらい箇所があり、誤った文字起こしによる誤解を避けるためにやむなく削除した箇所、埋めきれずそのままの箇所などもあるが、発足の狙いなどが、これまでの報道で断片的に伝えられてきたものよりも具体的になるかと思い、あえて不明箇所もそのままでお伝えする。

なお、後編は後日お届けする予定。

○相田健太郎 代表取締役社長
「皆さま、こんにちは。今日はお忙しい中、お集まりいただきまして、誠にありがとうございます。昨年、高校生の皆さんと一定期間、いろいろと取り組みさせていただいたり、大学生の皆さんと一緒にいろいろやらせていただいたり、あとは通常、我々では営業部のほうでインターンシップという形を取りながら、県内外問わず大学生の方にいろいろご参加いただいたり、さまざまなことをこれまでもやってはきているんですけれども、一緒に取り組んでいくと、我々に欠けているものを若い人たちがいろいろ考えてくれたり、形にしていただいたり、そういったことがすごくあるなと、実りあることが非常に多いなというのが印象としてすごくありました。

今年から我々、ここのQ1に場所をひとつ設置させていただいて、通年で23歳以下の方、これは山形県に縁がある方もいらっしゃいますし、そうでない方もいらっしゃいますけれども、とにかく地域の課題を解決するとか、我々のスタジアムに来ていただくことに対してお手伝いいただくのはそれはひとつ当たり前なんですけども、それだけではなく、若い方たちが考えていることをモンテディオ山形というものを通して地域にどうやって還元するかとか、どうやって活かしていくかとか、はたまた、違うビジネスでも同じようなことをやったりもいいんじゃないかとか、いろんなことができると思っています。

僕らずっといままで天童のスタジアムの近くで仕事をしてきましたが、こういった山形市に居場所をひとつ持つことでいろんな方と触れ合う時間も作れますし、いろんな情報が入ってきますので、こういう動きやすい場所から、当然サッカーの世界だけじゃなく、山形県内で活動しているほかのプロスポーツチームもそうですし、山形市だと、「街中に人が歩くようにしよう」ですとか、これは山形市内だけじゃなくほかの市町村の皆さんと一緒に、何かやれそうなことが見つかればいいなあと思って、こういった仕組みというか組織を立ち上げることを今年からスタートさせていただきます。

さまざま、僕らもわからないことがいっぱいありますから、お話しさせていただくこともあるでしょうし、ひょっとしたらご迷惑をおかけするところもあるかもしれませんが、そこは寛大な気持ちでですね、地域をよくしようとしている若い人たちの気持ちを汲んでいただいて、お手伝いいただけたりですとか、あわよくばご参加いただいたりですとか、ご利用していただいたけたりすればいいと思いますので、ポジティブに見守っていただき、ぜひ注目していただければと思いますので、よろしくお願いいたします」

檜野真帆さん(山形西高等学校)
「こんにちは。山形県立山形西高等学校1年生の檜野真帆です。今回、このプロジェクトに参加するにあたって、私はおそらく、プロジェクトメンバーの中で一番年下で、ほかの皆さんに比べて至らない部分もたくさんあると思うんですけど、自分自身の失敗を恐れずに意欲的に参加して、クラブがもっとよくなるようにしたいと思いますので、精一杯頑張ります」

成松泰志さん(慶應義塾大学)
「慶應義塾大学商学部3年生の成松泰志と申します。ふだんは人的資源管理論の研究をしていますけれども、今回、新たに挑戦したくてマーケティング部に参加させていただきました。僕は出身が横浜なので、山形というクラブにそこまで縁がないんですけども、Jリーグが「シャレン!」という言葉を広めようとしていると思うんですけど、その「シャレン!」の代表格に山形がなれれば、すごいうれしいなと思います。本日はよろしくお願いします」

猪熊のどかさん(東北芸術工科大学)
「東北芸術工科大学の企画構想学科2年生の猪熊です。お願いします。今回のプロジェクトを通して、大学で学んでいる企画やマーケティング、イベントなどはもちろん、それを活かして若い人たちの力で山形を元気にできるきっかけになれればなと思っております。私自身もこのプロジェクトを通して成長したいと思っております。よろしくお願いいたします」

次のページ

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ