【トピックス】半田陸と同学年の現代型アタッカー。関東学院大3年MF狩野海晟が24年山形内定
モンテディオ山形ユース出身、関東学院大学3年MF狩野海晟（かの・かいせい）が2024シーズンのモンテディオ山形加入が内定した。
モンテディオ山形ユース出身選手のトップ昇格は10人目で、ユースから大学を経由してモンテディオ山形入りした選手は高橋潤哉（山形）に続いて2人目となる。
関東学院大学では昨年3年生ながら背番号10を背負い、関東大学サッカーリーグ2部で3得点5アシストを記録している。大学での活躍や昨年のトップチームへの練習参加を経て獲得が決まったようだ。
2002年生まれの狩野は今オフでガンバ大阪へ移籍したU-23日本代表半田陸と同期となる。
ユース時代はセカンドトップやサイドなど攻撃的なポジションを担い、前を向いて攻撃の起点になりながら自らも点に絡むプレーが多かったが、クラブによると「90分間常にハードワークし続け、攻守両面で力強く高い技術力で攻撃を組み立てることができるアタッカー。ユース所属時代から更に戦術眼やプレーエリアも拡大させ、現代型アタッカーに成長し続けている」という味方を使うプレーを多く学び、万能タイプに成長したようだ。
利き足も「両足」となっていて、アタッキングサードにおけるあらゆる局面に関わってくれそうだ。
現時点では御前崎キャンプへの練習参加の予定はないそうだが、今後のキャンプ、あるいはシーズン中からトップチームの練習に加わる機会も増えてくるだろう。
（文・写真=嶋 守生）
