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【トピックス】晴れ女の勝利の女神・佐藤晴美がブッチギレ隊長就任「ブッチギレ感満載で応援したい」

写真右が初代ブッチギレ隊長となった佐藤晴美。山形県天童市出身。現在もスタジアムイベントでパフォーマンスを披露しているダンススタジオMPF出身で、モンテディオ山形のスタジアムにも足を運んだことがあるという。E-girlsの元メンバーで、現在はモデルとして活動中。

2023シーズンから、モデルの佐藤晴美がモンテディオ山形スペシャルアンバサダー「ブッチギレ隊長」に就任することが決まり、9日に記者会見を行った。
ブッチギレ隊長は、クラブイベントへの参加やSNSを通じてモンテディオ山形を全国に発信し、クラブと山形県・東北を盛り上げていく取り組みを行うために今回新設された。
今シーズンの年間注力試合のスタジアムイベント参加やSNSでの告知、SDGsサステナビリティ関連のグッズ制作にも携わる。

モンテディオ山形の平均観客動員数はコロナ禍での激減から回復傾向にあるものの、22年度は1試合平均6,451人とJ2でクラブ最多となった2019年の同8,289人と比べると2,000人弱の開きがある。
クラブとしての課題の一つにもなっている若年層新規サポーター開拓に向けた1手が求められる中、「我々がなかなか巻き込めない層に向けて、モンテディオ山形を知ってスタジアムに来ていただく機会を作っていただきたい」(相田健太郎社長)と、山形出身でinstagramのフォロワー46.6万人と若い世代への発信力を持つ佐藤に白羽の矢が立った。

佐藤は「ブッチギレ隊長」というネーミングを「すごいパワーワードで、ブッチギレ感をどう出していこうかと思っている」と話し、「昨年スタジアムで試合を見た時に、エネルギーに満ち溢れていると思った。選手やサポーターの皆さんの気迫を受け取って、私もブッチギレ感満載で精一杯応援したい」と意気込んだ。

佐藤は昨年9月18日の千葉戦のガールズデーイベントでホームゲームにゲスト参加。雨予報の中、トークショーやキックオフの時刻には晴れていたという晴れ女エピソードを持ち、2-0のクリーンシート達成にも貢献した勝利の女神でもある。
若年層へのアピールだけでなく、ダービーなどの注目試合での天気や試合結果にも好影響をもたらしてくれそうだ。

モンテディオ山形の魅力について。 「試合前に会場が盛り上がっていて、応援からみんな一生懸命声を出してやっている姿が印象的で、チームの一体感がすごく素敵だなって感じた。私もその一員になりたいと思わされる雰囲気が魅力」。 山形県の良いところという質問には「芋煮が大好きです」と即答。母親から教わり自身も作るそうだ。 「会場でも出ているので、山形の郷土料理も楽しんでほしい」とアピールした。

背番号は80。「6月8日生まれで誕生日に関わる数字を入れたかったのと、8って無限の意味も込められて、無限の可能性をモンテディオ山形は秘めているから」という由来。 その後、0は付け足しましたと正直に話したが、スタッフから「晴れ女」という情報をもらい「それいいですね」と、「は(8)れ(0)」の意味も加えられた。

(文・写真=嶋 守生)

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