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【Football bless you】山﨑浩介:この道を正解に

在籍期間が長くても短くても、試合に出ていても出ていなくても、同じ目標に向かい、モンテディオの一員として山形で過ごした選手は、たとえチームを離れてもいつまでも大切な存在。ともに歴史を創ってきた時間が消えることはない。
契約満了、移籍、引退…今シーズン限りでチームを去ることになった選手たちを「この先の人生に幸あれ」と送り出す、恒例のオフシーズン限定企画。(不定期更新)

ここまでのプロキャリアは、愛媛で3シーズン、モンテディオで2シーズン。愛媛でのルーキーイヤーに25試合に出場すると、その後の出場数は毎シーズン30試合以上。今シーズンも累積出場停止の1試合以外、すべての試合に先発し、40試合にフルタイム出場した。フィールドプレーヤーではチームトップの出場数と出場時間。さらにプレーオフ2試合、記録上は消去された4月3日の第8節・岡山戦の11分以降も最後までプレーしている。「無事之名馬」という言葉があるが、これは山﨑浩介には当てはまらない。なぜなら、山﨑がそもそも名馬だから。その名馬が大きな怪我もなく出場し続け、どの試合でも高いパフォーマンスを発揮してきた。圧倒的な安定感と静かなキャプテンシーで、モンテディオに欠かせないセンターバックになった。

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