【Football bless you】山田康太: “ヤマのプリンス”でなくなっても
在籍期間が長くても短くても、試合に出ていても出ていなくても、同じ目標に向かい、モンテディオの一員として山形で過ごした選手は、たとえチームを離れてもいつまでも大切な存在。ともに歴史を創ってきた時間が消えることはない。
契約満了、移籍、引退…今シーズン限りでチームを去ることになった選手たちを「この先の人生に幸あれ」と送り出す、恒例のオフシーズン限定企画。(不定期更新)
この2年間、自身が“ヤマのプリンス”として扱われることを拒むことこそなかったが、プリンスらしくないエピソードをやんわりと披露する機会もあった。曰く、「ふだんから外へ遊びには行かず、家とクラブハウスの往復だけ。練習後の午後もクラブウスで交代浴をしている」。それだけ1試合、1回のトレーニングに万全の状態で臨んでいることを示す地味生活のエピソードも、ひとたびピッチに立てば、だだ漏れのプリンスのオーラに上塗りされていった。
(残り 1092文字/全文: 1483文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ