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【熊本vs山形】レポート:プレーオフからのJ1昇格ならず、遠かった決勝点

■J1参入プレーオフ 2回戦
11月6日(日)熊本 2-2 山形(13:09KICK OFF/えがおS/11,429人)
得点者:12’イヨハ理ヘンリー(熊本)17’山田康太(山形)24’南秀仁(山形)50’杉山直宏(熊本)
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熊本はリーグ最終節から3試合連続のホームゲーム。モンテディオが戦うJ1参入プレーオフ2回戦の会場は、この試合でも11,000人を超える観客動員を記録したえがお健康スタジアムだ。

ややタイプ違うが、フットボールとフットボールの正面衝突のような激しい立ち上がり。モンテディオがプレッシャー回避も含めてロングボールを多用。6分、山﨑浩介のロングフィードを菅田真啓が背後へそらし、これをディサロ燦シルヴァーノが追うシーンが発生。ここは黒木晃平がカバーに入り、1回戦に続く序盤での先制はならなかった。直後のコーナーキックでも跳ね返りを加藤大樹が中央から打ち返したが、GK佐藤優也の正面を突いた。

逆に熊本もそれでペースを明け渡すチームではない。9分にはイヨハ理ヘンリーのアーリークロスから1トップ・高橋利樹がヘディングシュートを狙い、12分には半田陸のパスをカットした流れから平川怜がミドルシュートを打っている。その直後、熊本が獲得したコーナーキックは、この試合ですでに4度目だった。

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