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【Football bless you】樺山諒乃介:強気のアタッカーのまだ見せぬ「非凡さ」

在籍期間が長くても短くても、試合に出ていても出ていなくても、同じ目標に向かい、モンテディオの一員として山形で過ごした選手は、この先どこへ行こうと大切な存在。ともにチームの歴史を創ってきた時間が消えることはない。
契約満了、移籍、引退…今シーズン限りでチームを去ることになった選手たちを「この先の人生に幸あれ」と送り出す、恒例のオフシーズン限定企画。(不定期更新)

ピーター クラモフスキー監督が就任し、9勝1分と無敗のまま中断期間に入って間もなく、ひとりの若武者が育成型期限付き移籍で加入した。横浜F・マリノスでは開幕先発の座をつかみ、ルヴァンカップでは7試合で3得点。高卒ルーキーとは思えない華々しい話題を提供する一方、リーグ戦では開幕戦以降の先発はなく、第16節までで5試合と出場機会を減らしていた。一方、モンテディオは快進撃を続けていたが、それを継続するにはサイドハーフの層に課題を抱えていた。特に左サイドで本職となると先発でプレーしていた加藤大樹か、右サイドから中原輝を回すかといった状況だった。両クラブ、そして本人の思惑が一致したことで、「モンテディオ山形・樺山諒乃介」が誕生した。

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