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【山形vs新潟】レポート:首位・新潟に見せつけられた地力の差、ホームで3連敗

■明治安田生命J2リーグ 第7節
4月11日(日)山形 0-2新潟(14:03KICK OFF/NDスタ/5,289人)
得点者:56’高木善朗(新潟)77’オウンゴール(新潟)
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開始2分、右サイドで半田陸とスイッチで下りてきた山田康太に、新潟の左サイドバック・堀米悠斗が間合いを詰めながら後を追う。山田康はボールを後ろに下げるシーンがほとんどない選手。背後に少し余裕を感じたこの場面でもタッチライン側にまずはターンするが、その瞬間に堀米がガツッと踏み込んだ。

おっとっと。

ここはなんとかこぼれ球と堀米の間に体を入れる形で、いったんボールを後ろへ持ち出したが、山田康はわずかな隙を見て今度は左足で前方へのフィードを試みた。が、そこに伸びてきたのは堀米の右足。頭上に浮いたボールに早い反応を見せたのも堀米だった。ここは山田康のファウルで新潟のフリーキックでリスタートすることになったが、新潟のプレー強度、特に守備面の強度はこれまでのどのチームとも違う圧の高さがあった。新潟・アルベルト監督が語る「前半、二つの局面があった」の、それが一つ目だった。

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