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【御前崎キャンプレポート:10日目】松本山雅とのトレーニングゲームは2-2。攻守やメンタル面に課題も「初めてのゲームにしては良かった」

トレーニングゲーム
山形 2-2 松本山雅
40分×3本(0-0 0-1 2-1)
得点者:2本目26分 横山歩夢(松本)3本目 3分 大野佑哉(松本)3本目20分 オウンゴール(山形)3本目40分 半田陸(山形)
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御前崎キャンプ10日目の28日、モンテディオ山形は御前崎NEXTA FIELDでJ2松本山雅とトレーニングゲームを行い、トータルスコア2-2で引き分けた。
雨の中で行われた試合は40分×3本。山形はグループを2つに分けて2本目20分のタイミングですべてのメンバーを入れ替えるプラン。この日試合に出たほとんどの選手が60分間プレーしたことになる。

山形としてのテーマは「戦術面で攻守の大枠を理解すること」「フィジカルの強化」(石丸清隆監督)という点。
前者は、攻撃ならボールを握りながら縦方向にパスを差し込んで積極的に攻める狙い、守備なら4バックでの連動した守備や前に人数を出していくプレッシャーのかけ方といった、キャンプの戦術練習で取り組んだことへのトライだ。大枠で言えば昨年と基本スタイルは変わらない部分の浸透だ。

後者は、キャンプ中の紅白戦などでも取り入れられた前から圧力を掛けていく守備でフィジカルの強度を上げること。もちろん前に行くだけでなく、プレスバックなど戻る動きも含めてだ。
今年初の対外試合となるこの試合でも選手たちの前から行く意識と強度は、例年初めての対外試合でのものとは違って高いものだった。

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