【あの日のモンテディオ】二人のラストラン(2006年12月7日)
最終節から5日後、練習場となった県総合運動公園野球場では、選手たちが完全シーズンオフに入るまでの調整を行なっていました。全体練習後、その球場内をゆっくりとランニングしていたのは、“ミスター・モンテディオ”高橋健二選手と“鉄人”太田雅之選手。目線を足元の一点に集中させる高橋選手と、時折周囲を見回すように顔を上げる太田選手は、思い出したように言葉を交わすのみ。高橋選手は13年、太田選手は11年、山形一筋の現役生活に別れを告げたばかりの二人は、長い戦いを終えた体をほぐすようにも、現役時代の余韻に浸っているようにも見えました。
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