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【ランダムフォーカス】ボールは友達〜中村充孝選手

15日の非公開練習後、中村充孝選手が囲み取材に応じました。地元で充孝選手の声が聞けるのはおそらく初めて。新型コロナウィルス感染予防のため、全員マスク着用の報道陣が2メートルの距離を置いて取り囲み、リーグ中断への思いや山形のサッカーについて等、さまざまな質問に答えました。

開幕の磐田戦ではメンバー入りしておらず、コンディションが気になるところですが、先週行われたトレーニングマッチ(対戦相手は非公開)には90分出場したそうです。リーグ再開をトップコンディションで迎えるべく、この中断期間を有効に過ごしている様子でした。

生活の面では、落ち着くまでもう少し。まだホテルでの一人暮らしが続いているそうです。

「何人かに聞いてごはんを食べに行ったりしていますけど、まだ山形の開拓はできていないです。でも、酒田には行きました。速攻で(笑)」

聞けば充孝選手、「僕、肉は食べないので魚がメイン」という魚派。美味しいお寿司が食べられると聞いて、早速酒田まで足を伸ばしてきたようです。

山形の住まいはもう決まっており、数日後には引越し。そのタイミングでご家族も来るとのことなので、そこから本格的な「山形暮らし」が始まることでしょう。

10分ほどの取材の間、ずっと足元にボールを置いて触っていた充孝選手。無邪気なサッカー小僧の横顔を垣間見せつつ、「選手それぞれがもっとサッカーを知り、ピッチの中で変化を起こす柔軟性があれば」など、チームに良い影響を与えてくれそうなベテランらしい言葉もあり、早く山形の選手としてピッチに立つ姿が見たい!と、期待の高まる取材となりました。

文・写真:頼野亜唯子

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