【栃木vs山形】レポート:夏場の気になる低パフォーマンス
■2017明治安田生命J2リーグ第23節
7月15日(日)栃木 1-0 vs山形(19:03KICK OFF/栃木グ/6,051人)
得点者:67’西谷和希(栃木)
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モンテディオ山形は週中の天皇杯3回戦から右ウィングバックの古部健太が連戦。横浜FC戦からは中村駿に代わって天皇杯に出場できなかった安西海斗がピッチに立つ。公式記録の気温は30.4度で、今年一番となる全国的な猛暑はこの試合のピッチにも蒸し暑さをもたらしており、時間が経つにつれて消耗戦となるだろうと容易に想像出来た。
試合開始直後から前に出て圧力をかけてきたのは栃木。出足が悪く受ける形になったモンテディオは、4分にロングスローの展開から浜下に突破されてコーナーに、その後のFK崩れから弾き返し続けたが、最後はクロスに対してヘニキからフリーでヘディングされる。
前線でスピードと運動量を出して脅威になったのは右シャドーの大卒ルーキー浜下。そして高い位置や空中戦で身体を張りながら中盤の守備でも強さを発揮したヘニキは前回対戦時にいなかった選手だ。
そういったフレッシュな選手を中心に前半にパワーを注いでいたのが栃木で、対するモンテディオは単にコンディションが良くないのか、後半にエネルギーを温存しているのか分かりづらいパフォーマンスの低さ。
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