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【山形vs愛媛】間瀬秀一監督(愛媛)記者会見コメント「今シーズン少しずつですけど積み上げたものを、選手が最後に賢くやった」西田剛選手「ボールが不規則だったので、山形の選手も競りづらさはあったのかなと」

■2017明治安田生命J2リーグ第39節
10月29日(日)山形 2-2 愛媛(16:03KICK OFF/NDスタ/3,707人)
得点者:57′ 阪野豊史(山形)58′ 汰木康也(山形)61′ 近藤貴司(愛媛)90’+5 西田剛(愛媛)
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○間瀬秀一監督(愛媛)
「結果として、最後の瞬間に追いついて2−2のドロー。最後まで諦めずに戦うのは愛媛FCとしては当然のことですけど、今シーズンこのように最後まで諦めずに戦って最後の瞬間に点を取って追いついたことというのはおそらく初めてだったと思います。そういう意味では選手たちが最後の瞬間までしっかりと賢く戦えた賜物の勝点1だと思います。その意味で、この勝点1をポジティブにとらえて、次の試合、そして残りの4試合につなげていきたいと思います。

見ている人はそこまではわからないと思うのですが、前半は、我々の自陣はそれほど水はピッチに溜まっていなくて、敵陣の方にボールが止まるような水が溜まっていました。難しかったのは、ピッチ全体じゃなくてところどころに水が溜まっていたので、普通にボールを動かしてサッカーをすると、どこでそのボールが止まるかわからないという恐怖は両チームが持っていたと思います。そういう中で、おそらく両チームが徹底してDFラインの裏や前線へのボール、セカンドの拾い合いということをやったと思います。でもその中では、実際、前半の戦いとして、ピッチに立っている選手の特性も含めて山形の方に分があったと思います。ただその中で失点0で選手達がロッカーに帰ってきたことは、これもポジティブにとらえていました。

後半になったら、今度は自陣の方がピッチでビルドアップしずらい、ただ敵陣に持ち込めばサッカーができるような状態だったので、いちはやく敵陣にボールを持ち込んで自分たちのサッカーをやろうということで入ったんですけど、これも徐々に徐々に山形のペースに持って行かれて、前半警戒していた、外から中にスピードを持って入ってくるというプレーで実際に失点をしてしまったので、そこは大いに反省点です。ただ、連続して2点取られたすぐ後に、やはりこれも自分たちの気持ちの強さ、そして賢さも見せたと思います。コンビネーションの中から1点を取った。この1点が、このゲームで一番価値があったプレーだったのかもしれないです。あとは交代選手も含め、システム変更も含めて、最後、露骨ですけどパワープレーも含めて、今シーズン少しずつですけど積み上げたものを、選手が最後に賢くやったと思います」

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