Dio-maga(ディオマガ)

【山形vs徳島】プレビュー:好調のいまこそ成長の歯車を回せ! 難敵・徳島との対峙。

■2017明治安田生命J2リーグ第20節
6月25日(日)山形vs徳島(18:00KICK OFF/NDスタ)
—————

リーグ戦の前半戦は残り2試合。予想外に多くの負傷者を抱えるなか、得点力不足から勝ちきれない末のドローが多く、2連敗後の3試合連続ドローで一時は16位まで順位を下げた。しかし、足元の一歩ずつから改善に着手し、現在は粘りのV字回復の途上。アディショナルタイムに決勝ゴールを挙げる試合を3試合重ねるなど、勝ちきる試合が増えてきている。

前節・横浜FC戦でもアディショナルタイムのほとんどラストプレーで、カウンターからこの試合唯一のゴールをもぎ取った。ここまで3敗はJ2最少。そしてホームでは今季9戦負けなし。順位を5位に上げ、勝ち点5差の首位グループも視界にとらえている。

「簡単に失点しなければ、相手より走れたり、ワンチャンスをモノにできる流れはいま来ていると思う」(山田拓巳)。そうした流れは、週中に行われた天皇杯2回戦でも発揮された。横浜FC戦から9人を入れ替えるターンオーバーを敢行し、0-0の後半に一人少なくなってからも状況に応じたプレーを続けると、延長後半のカウンターで、最後は瀬沼優司が決勝ゴールを決めて3回戦進出を果たした。120分を戦うことになったが、負傷明けで初の公式戦を戦った選手たちもしっかりとリカバーしていることに加え、さら数人が近々の実戦復帰を視野に入れている。チームとしても、個人としても、より成長し続けなければ、この好調を維持することはできない。ここから2試合ホームが続くが、まずは今節。全力で勝ち点3を奪いにいく。

(残り 1588文字/全文: 2275文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ