Dio-maga(ディオマガ)

【横浜FCvs山形】プレビュー:取り返すのは未来でしかできない

■2016明治安田生命J2リーグ 第39節
11月3日(木・祝)横浜FCvs山形(13:00KICK OFF/ニッパツ)
————–
11月1日に逮捕された中村隼選手の不祥事は、モンテディオ山形の選手一人ひとりに大きな影響を与えている。
2日の全体練習前に急遽ミーティングが行われ、森谷俊雄社長が選手の前で中村選手逮捕の件を説明。森谷社長は「チーム全員で信頼回復に務めてほしい」と要請し、選手たちからの具体的な意見はなかったものの、頷きながら神妙に受け入れていたという。
練習ではミニゲームで調整をしたあとセットプレーで攻守の連携を確認。練習後に囲み取材に応じた石﨑監督は「ネットの事はよく分からないが、法に触れることはやってはいけない」としながら、チームの士気については「そういう雰囲気にはなっていない」と否定。
キャプテンの山岸も「突然のことでショックを受けた」と動揺を隠せずにいたが、「自分たちでできることを最大限にやる」とまずはプレーに全力を尽くすことをチーム内でも再確認しているようだ。

試合2日前に起きた大きな不祥事でチームへの影響も大きいが、この横浜FC戦から目を背けることは出来ない。J2残留に向けて大事な一戦に臨むことになる。

対戦相手の横浜FCは現在8位。プレーオフ圏内の6位京都、5位岡山との勝点差は8で、この対戦の結果と京都や岡山の試合結果次第でプレーオフ圏内進出の可能性がなくなるため、横浜FCにとっても「ホームの大一番」となる重要な位置付けにある試合だ。

(残り 1327文字/全文: 1967文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ