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【トピックス】なにが出るかな、なにが出るかな 夢クラス@飯豊町立手ノ子小学校


代表して3人が夢の発表を行っていたとき、顔から吹き出る汗を盛んに手で拭き取っていたのは栗山直樹選手。その直前、リフティングや選手vs子どもたちのボール奪取ゲームがあったが、もう一人のゲストティーチャー・瀬川和樹選手は現在、怪我のため参加できず。栗山選手は一人で子どもたちの相手をしていたため、なかなかのハードワークを強いられた。


そして始まったのは、なんとサイコロトーク。用意された手作りのサイコロが「なにが出るかな、なにが出るかな」の歌と手拍子の中で振られ、「今はまっていること」、「あこがれの選手の話」など、目が出たテーマに沿って話をする。担当の先生が「今はまっていること、略して?」と言うと、みんなで「イマハマー!」と声をそろえるところもテレビどおり。瀬川選手が「サッカーで苦労した話」略して「サカクロ」を出した直後、栗山選手も同じ「サッカーで苦労した話」の目を出したときのこと。みんなで「サカクロ!」と言ったあと、「パート2」まで忘れなかった栗山選手はかなりのテレビっ子と見た。

よほど苦労しているのか、なぜか「サカクロ」の目ばかり出す瀬川選手。「サカクロ」が出るたびにやり直しでサイコロを振った。そして「ひみつの話」を出したときのこと。
「秘密にしてるわけではないけど、じつは、俺……結婚してます」
子どもたちの「ええーーっ!」の反応が予想以上に大きくたじろぐ瀬川選手。
「しかも、子どもがいます。女の子です」
さらに大きな「ええーーっ!」が聞こえた。



最後のコーナーは、子どもたちからのフリーの質問タイム。
「サッカーをしていて、うれしかったことは何ですか?」と質問に、栗山選手。「僕と瀬川は同い年だけど、大学時代、瀬川君のチーム(国士舘大)に6-0で勝ったことと、3年生のときに大学の全国大会で優勝したこと」と回答。

するとその後、別の子どもから「いままで戦ってきて、一番強かった敵は?」の質問に、瀬川選手は「大学のときの話なんですけど、専修大学っていうチームがあるんだけど、そこに0-6で負けました。勝てる気がしなかった」。2人の関係性も垣間見える「夢クラス」だった。

(文・写真=佐藤 円)

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