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【新加入選手記者会見】小椋祥平選手「なんとしてでも山形をJ1に残留させる、それが自分の役割」高崎寛之選手「自分の特徴を出して、攻撃のバリエーションを増やせればいい」(3084文字)

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小椋祥平(写真左)、石井肇テクニカルダイレクター(写真中央)、高崎寛之(写真右)。 会見後のフォトセッションで力強くガッツポーズを取っていた。/撮影:嶋守生

本日、モンテディオ山形クラブハウスで小椋祥平選手、高崎寛之選手の加入会見が行われました。
会見での出席者のコメントは以下の通りです。

●石井肇テクニカルダイレクター
「皆様、暑い中お集まりいただき、ありがとうございます。今シーズンここまで、1stステージ17試合、2ndステージ5試合戦ってまいりました。チームを振り返って、J1残留をするために、幾つかの修正ポイントを挙げました。その中で、このタイミングで補強が必要だと判断して、今回、このセカンドウィンドウ内で2名の選手を新たに加える報告をさせていただきます。

一人目は小椋祥平選手です。彼は2008年、J2水戸での活躍が評価されて、横浜F・マリノスに入りました。マリノスでは主にボランチ、センターバックを中心にプレーし、相手のエースを潰す役割を任されていました。プレーの特徴はボールを奪い切る技術、闘志、それから危険なスペースを消す危険察知能力。これが彼の最大の武器です。ガンバにも移籍し、ACLを経験し、さらにキャリアを重ねて、今回、山形に移籍することになりました。

二人目は高崎寛之選手です。彼は駒沢大学の頃から注目されていたストライカーでした。キャリアのスタートを浦和で始め、その後水戸でプレーしました。浦和に戻り、甲府、徳島、鹿島と経験を積み重ねてこの地に立っています。彼のプレーは、高さ、強さ、シュートテクニックを兼ね備えたストライカーです。山形のプレースタイルに合った選手の一人だと判断して、今回加入してもらいました。得点に関しては、彼一人が何点取ってもらうとかそういう話ではなく、彼が入ることによって、今までいる選手、林、山﨑、中島、ディエゴ、川西、汰木、比嘉辺りが刺激を受けて、お互いがいい競争をチームの中で出来て、それが個人のレベルアップ、ひいてはチームの力になる、そういうような大きな期待をしております。

この二人を加えた全32名の体制で新たにJ1残留に向けてスタートを切る、そういう新たなチームのスタイルを確立したいと思い、ここにご紹介いたします」

●小椋祥平選手 挨拶
「お集まりいただき、ありがとうございます。ガンバ大阪から移籍してきた小椋祥平です。僕も、ヒロ(高崎選手)もそうですけど、本当にやることはただ一つだと思っていますし、なんとしてでも山形をJ1に残留させる、それが自分の役割だと思っています。これからドンドン自分の良さを出していきながら、チームに馴染んで、なかなか試合は上手くいっていませんが、まずは早く勝って、勢い付けたいと思っています。よろしくお願いします」

●高崎寛之選手 挨拶
「アントラーズから来た高崎です。今、山形は順位が下ですし、J1残留するには、勝点を積み上げないといけないと思うので、そのためにしっかりと自分の特徴を出して、攻撃のバリエーションを増やせればいいと思いますし、少しでもチーム全体の得点数を上げていかないと勝点は取れないと思うので、そこに全力を注ぎたいと思います」

~質疑応答~
Q:改めて、自身のプレーの特徴を教えて頂けますでしょうか?
小椋祥平選手
「まずはディフェンス面、ボールを奪う力だったり、危ない所を埋める、バイタルで自由にやらせない、というのが自分の良さでもありますし、取ってからの起点にもなれると思うので、守備はアルセウも出来ると思いますし、攻撃のテンポも自分の所で変えられたらと思っています」

高崎寛之選手
「やっぱり高さと強さはあると思っていますし、DFと掛け合いでしっかり裏を取る動きですとか、起点になれるように動き直しをしたりというのは心がけていますし、あとはゴール前でいかに良いポジションでシュートを打てるかが重要だと思うので、そこはチームメイトと合わせてやれれば点は取れると思います」

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