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【山形vs新潟】プレビュー:局面・細部が勝負を決める「戦術的ミラーゲーム」(2116文字)

■2015明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第4節
7月25日(土)山形vs新潟(19:30KICK OFF/NDスタ)
試合開催情報(山形公式)
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前回対戦はデンカビッグスワンスタジアムでの第10節。61分にコーナーキックから林陵平が豪快にヘディングを決め、モンテディオが先制したが、アディショナルタイムに加藤大のクロスから成岡翔にゴールを決められた。土壇場で追いつかれたことに加え、試合全体でもモンテディオが主導権を握る時間が多かっただけに、悔しいドローとなった。

今シーズン2度目の対戦は、年間順位がモンテディオ年間16位、新潟17位、同じ勝点17で迎える。15位・松本とは勝点1差だが、14位・甲府には勝点24とやや離されている。J1残留を確実なものとするためには、松本を含む下位チームとの直接対決で勝つことがもっとも効果的だが、それは新潟の立場でも置き換えられる。J1残留はありやなしや、それを占ううえでの大一番と言える。

モンテディオは2ndステージ開始から3試合連続でドローが続いているが、その相手は横浜F・マリノス、浦和レッズ、FC東京といずれも上位チーム。特に浦和とFC東京は1stステージの1・2位。この2チームを無失点に抑えた守備の安定感は、今後も大きな武器になるものだ。一方、3試合で1得点という得点力は引き続き課題となっている。

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