【山形vs浦和】プレビュー:再び、あのシステムで成否を問う。(1732文字)
■2015明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第2節
7月15日(水)山形vs浦和(19:00KICK OFF/NDスタ)
※試合開催情報(山形公式)
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2ndステージのホーム開幕戦で迎えるのは、12勝5分けと無敗のまま1stステージの優勝チームとなった浦和レッズ。浦和は2ndステージ開幕の松本戦でも、松本のマンマークディフェンスに手を焼きながら12分に先制するなど、危なげない試合運びで2-1と勝利。無敗のままNDスタに乗り込んでくる。
1stステージでの対戦はやはり第2節。特殊なシステムの浦和に対し、石﨑信弘監督は3ボランチを用意した。守備は機能し、83分に阿部勇樹にゴールを許したプレーを除けば、浦和に思い通りの攻撃をほぼさせていなかった。その一方で、攻撃に転じる場面もなかった。0-1で敗れた結果もあり、試合終了後は守備での手ごたえよりも、攻めることができなかった印象が上回った。あれから4ヶ月、モンテディオは再び3ボランチシステムで浦和と対峙する。
フォワードを1枚削り、1トップ2シャドーのときよりは重心は後ろにある。長短のパスを巧みに繰り出してくる浦和を相手に、「割り切る部分は必要」(渡辺広大)と守備の時間が長くなる覚悟もある。しかし、この3ボランチシステムはひたすら耐え忍ぶためのシステムではない。
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