浦レポ by 浦和フットボール通信

優勝争いをする広島に3-0の完封勝利!選手たちは残留決定に安堵も満足した表情はせず【試合取材後記 今日のミックスゾーンから】

試合後に選手たちが取材対応をするミックスゾーンでの選手たちの様子をたかねえがお伝えします。(Report by 河合貴子)

序盤の猛攻を耐えて、カウンターで仕留める

夜の帳が下りた埼玉スタジアムに、歓喜の歌声が響き渡った。優勝戦線にいるサンフレッチェ広島を相手に、苦しい時間帯を本当に良く浦和を愛する人々と一丸となって耐えて掴み取った勝利であった。

浦和のキックオフで始まった試合だったが、立ち上がりから広島が主導権を握り浦和ゴールへと襲い掛かってきたのだ。これが、優勝争いをしているチームの勢いだと認めざるを得ないぐらい攻守において広島は浦和を圧倒していった。予想通りに前線から激しくプレスを掛けてパスコースを限定し、中盤はマンマーク気味に潰しにかかる。浦和はクリアーするのがやっとだったぐらい押し込まれてしまった。

前半に広島が放ったシュートは、浦和の3本に対してなんと14本であった。さらに浦和のCKは0本に対し、7本だ。いかに浦和が苦戦をしいられてしまったがよくわかる。広島の決定機は何本あっただろうか・・・。

立ち上がりの広島の猛攻や15分のペナルティーアーク手間から新井選手が直接狙ったFK、27分の中野選手の強烈なミドルシュートなど西川周作選手の好セーブも光り、DF陣の踏ん張りもあり集中力を切らさずに耐え抜いた。

すると45分、自陣の右サイドで広島ボールになりかけたところをサポートに来たブライアン・リンセン選手が石原広教選手へと落とし、石原選手から斜めのクサビのパスを受けた渡邊凌磨選手が関根貴大選手へと叩き、左サイドから斜めに走りこんできた松尾佑介選手に会わせて関根選手がアーリークロスを入れると、相手のクリアーミスにも助けられ松尾選手が冷静にゴールへと流し込み先制!

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