浦レポ by 浦和フットボール通信

昨年、私の頭も心も、浦和と特別な形で繋がったので仕事に戻るなら浦和と考えていた【マチェイ・スコルジャ新監督 就任会見全文レポ】

新たに監督に就任したマチェイ・スコルジャ監督の就任会見が埼玉スタジアムで行われた。この模様を全文でレポートします。

堀之内聖SD

皆さん、こんにちは、本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。
まず、はじめに私の方から、今回、マチェイ・スコルジャ監督を再び起用した理由についてご説明させていただきたいと思います。昨日、来日し、本日の朝のミーティングからチームに合流をしてくれました。そこでマチェイ監督がまず、はじめにチームに伝えてくれたことは、それはスピリットに関することでした。ここにいる全ての人がチームのクラブの勝利のためにハードワークをしなければならない。そういった内容でした。私の記憶が確かであれば、昨年一番初めのミーティングで、マチェイ監督がチームに伝えてくれた内容。それは全く同じものでした。そういったスピリットの部分をベースに、攻守において組織的かつアグレッシブなサッカー、それをさらに成長させてくれる監督である。そういった理由から、今回、マチェイ監督に来ていただくことになりました。簡単ではありますが、私からは以上となります。

マチェイ・スコルジャ監督

こんにちは。また、このクラブに戻ることができて、非常に光栄に思っております。私に対して信頼くれたクラブの皆さんに感謝したいと思います。大きな野心を持つ素晴らしいクラブの一員になれたことを、非常に嬉しく思っております。

去年就任した時の状況は違います。シーズン途中であり、残り11試合という状況です。ですので、前回とは違う行動を私もとらないといけないと思っています。でもクラブの中には依然仕事をしたことがあるスタッフがたくさん残っていることはすごくポジティブなことだと思います。時間のない中でお互いのことをより知っているというのが私にとって有利な状況です。そして私がこれまでの日々、チームを率いてくれた池田コーチに感謝したいと思います。

昨年と同じような協力関係を築くことが出来ればと思っています。本日、初めてのチームミーティングを行いました。知っている選手も多いですけど、私にとって半分ぐらいは新しい選手たちです。彼らのことを知って、関係性を築く中で彼らを評価していくというところは、ある程度時間が必要だと思いますけれど、比較的早いプロセスで済むのかなと思っています。そしてこの最初のミーティングを行ったところ、私の印象としては非常にポジティブなエネルギーがあるということです。そして決意も感じられます。その姿の見ることができましたので、私はそれをポジティブに捉えて、早い段階でピッチ上でも色々と判断をしながらポジティブに戦えると思っています。そして今年の流れを変えて、勝利をおさめながら順位表でも上がっていくということを行って来年のクラブワールドカップに向けた準備を行っていきたいと思います。

(まず先ほど、新しい選手が半分といったところで、そんなには時間もかからないと言っていたが、それはどういうところからそう思ったのか)

(残り 4580文字/全文: 5827文字)

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