中断明けから見たい「中身」と「こだわり」 アベレージだけでない強さを【轡田哲朗レッズプレビュー/柏戦】
(Report by 轡田哲朗)
ほぼ全員がそろった、長沼は最短で鳥栖戦からの見込み
浦和レッズは8月7日にパリ五輪により中断していたJ1の再開初戦で柏レイソルをホームに迎え撃つ。全38試合のリーグ戦のうちすでに24試合が終了しているので残りは14試合。中断期間を挟むので「後半戦」というワードがつい出てくるが、どちらかといえばラスト3分の1に近いので「終盤戦」という表現でも良さそうなタイミングだ。少なくとも今季は序盤、中盤とスキの多い戦いを続けてきてしまったので、終盤戦は選手たちが躍動する浦和のサッカーを見せる姿に期待していくことになる。
浦和は7月20日に北海道コンサドーレ札幌と対戦した後に全体トレーニングとしては1週間ほどのオフを取ったが、選手の状況によってそこは柔軟に対応した部分があるようだ。そして、ニューカッスルとお金のかかった練習試合を経て、試合の間隔としては1週間でこの柏戦に臨む。練習試合らしく、プレーできる状況の選手は全員がピッチに立つことができたので、ゲームの感覚という点で助けになったところはあるだろう。
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