浦レポ by 浦和フットボール通信

安部裕葵は重症な状況ではないので、例えば8月に姿が見れたら嬉しい【マティアス・ヘグモ監督会見 全文レポ】

7月20日(土)にホーム埼玉スタジアムで行われる北海道コンサドーレ札幌戦に向けてマティアス・ヘグモ監督のオンライン会見が行われた。この模様を全文レポートにてお送りします。

皆さん、こんにちは。選手の状況に関しては、広報から昨日お話があったと思います。前節の京都戦では、相手の攻撃のラストサーブのところに計31回入ることができました。前半で18回、後半は13回でした。そしてそこでのクオリティを上げるっていう話を、今週のミーティングでも練習でも行っています。そしてここ最近の試合の得点の場面を見せて、チャンスメイクや得点のいい形のところも見せました。そして攻撃のバリエーションの所もしっかり増えてきていると思います。場合によってはスピードアップして、より縦に早いプレーをするようになってきてるので、そこは非常に良かったと思ってます。周作の攻撃の関わり方もさらに良くなってきていると思います。また、前節の井上黎生人のプレーも非常にポジティブだったと思います。

(怪我とかで離れている選手の中で安部裕葵選手のことはちょっと分からないところが多いです。トレーニングマッチに出場している写真などは見ていますが、結局、公式戦に何かアプローチできる状態なのか、それともそこまではまだ大きな何か川を渡るようなことが必要なのか、彼はどういう状態なのかを教えていただけますか)

そうですね。離脱したりするっていうこともある今シーズンなんですけれども、今、特に重症な状況っていうわけではありません。今シーズンの立ち上がりから、彼のことを見てきていますけれども、今シーズン中に彼の姿を公式で見ることができればと思ってます。皆様、ご存知のように彼は特別なスキルを持ってます。クラブ全体、選手もスタッフも怪我の予防のところをしっかりやりながら、安定したプレーを見せてくれることを望んでいます。現時点であまり推測はしたくないんですけれども、例えば8月に彼を見ることができれば嬉しいですね。

(怪我人の状況というところでだいぶ選手が戻ってきたのは嬉しいことだと思います。一方で例えば、今までウイングにあまり本職の選手がいないことで、少しゆっくりと攻めることが多かったと思います。それは厚みのある攻撃も繋がっていたかもしれませんが、突破力のあるウイングが入ると当然攻撃は早くなります。そうすると間延びして、行ったり来たりが激しくなる試合になることも予想されますが、そこら辺のバランスはどう考えていらっしゃいますか)

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