浦レポ by 浦和フットボール通信

レッズレディースがWEリーグ連覇を達成 最終節は土壇場で追いつきドロー決着に

(Report by 河合貴子)

最終節はベレーザと3対3の引き分けに

WEリーグ連覇を決めた三菱重工浦和レッズレディースは、日テレ・東京ベレーザを浦和の聖地である浦和駒場スタジアムに迎えて今シーズンの最終節に臨んだ。浦和を愛する人々と共に東京NB戦を完封勝利し有終の美を飾りたいところであった。

楠瀬監督が険しい表情をして「優勝が決まったけれどもINACとベレーザに勝ってこそ真の王者と言っていたが、緩いところが出た」と試合後の記者会見で話していたように、思わぬ試合展開で3‐3の痛み分けになってしまった。

試合開始から主導権を握ったのは、東京NBであった。浦女らしい前線からの守備がはまらずに全体のバランスが悪くなってしまった。

9分、後方から攻撃の組み立てをしようとした高橋はな選手であったが、パスコースがなく池田咲紀子選手にバックパスを選択した瞬間にエリア内で素早い鈴木選手のプレスに遭いそのままゴールを決められてしまった。

「ベレーザは、個が上手くて(プレスに行っても)すぐに剝がされた。1対1に合わせた方が良かったかなぁと思う」と先発で起用された角田楓佳選手は悔しそうに話した。

勢いづく東京NBに対して浦和は、ボールを奪ってもなかなか繋げずに苦しい展開になってしまった。さらに23分、木下選手の右CKから村松選手のヘディングシュートが決まり0‐2。

飲水タイムを挟み少し冷静さを取り戻した浦和は、DFラインを押し上げて攻撃のギアをあげていった。40分、島田芽衣選手の縦パスを受けた清家貴子選手が、DFと競り合いながらスピードと力強さで抜け出しゴールへと流し込んだ。

「あの形を結構外していたので、今シーズンはあそこで決めきれるようになったのが成長かな」と清家選手は嬉しそうに笑った。清家選手のスキルを生かしたゴールが決まり波に乗る浦和ではあったが、43分に鈴木選手のクロスを高橋選手がクリアーしたこぼれ球を、フリーで走りこんできた菅野選手に拾われてしまい、池田選手も交わされて無人のゴールへと流し込まれて1‐3で前半を折り返すことになってしまった。

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