浦レポ by 浦和フットボール通信

効果的でないプレーが多かったゲーム、今後にも大きな影響がありそうな敗戦に【轡田哲朗レッズレビュー/ルヴァン杯 長崎戦】

(Report by 轡田哲朗)

スタメンは少し変更、負傷者も一部が復帰

浦和レッズは5月22日にルヴァン杯のファーストラウンド3回戦でV・ファーレン長崎と対戦し、0-1で敗れた。0-0で時間が進んでいって、相手が退場者を出して10人になった後に失点するという流れはなかなか厳しいものだった。ミドルゾーンに構えたブロックを形成する相手には良い形で攻撃を仕上げるに至らないという課題を引き続き見るような試合になった面もある。ただ、そもそもリーグ戦の他にある唯一の大会で負けてしまい、もう試合がなくなったという事実は割と重いだろう。

ペア・マティアス・ヘグモ監督は完全ターンオーバーに否定的な言葉を残していて、中島翔哉が入ることの多かった左ウイングにエカニット・パンヤ、センターフォワードに興梠慎三、右サイドバックに酒井宏樹、GKに牲川歩見という変更を加えた。サミュエル・グスタフソンは登録メンバー外で、岩尾憲がベンチに戻ったもののアンカーは安居海渡の継続起用。そして、オラ・ソルバッケンが浦和に来て初めて公式戦のメンバーに入った。また、宇賀神友弥も浦和への再加入後に初めて登録メンバー入りしていた。

後ろが3枚になるメリットよりデメリットの方がかなり大きかった

このゲームでは4-4-2のブロックを組む長崎に対して、前半の15分過ぎくらいから安居が随分と最終ラインに降りるプレーを多くしていた。京都サンガF.C.や横浜F・マリノスのようにもっと高い位置から追ってくるチームだと、自然と浦和のセンターバックの位置が下がるのでGK西川周作を3人目として使うことができるが、ハーフウェーラインに近づいてくると難しくなってくる。それでもサガン鳥栖の朴一圭のような選手なら参加してくるかもしれないが、浦和の場合はジョアン・ミレッGKコーチの考え方も恐らく反映する形でそこまでGKに高い位置を取らせてビルドアップへの参加はさせない。だから仕方ないと言いたいわけではないが、ミドルからローでのブロックを組む相手に対してセンターバック2枚にプラス1を作ろうと思えばアンカーか左右どちらかのサイドバックしかないということだ。

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