決勝は勝ってこそ、必要なのはそれだけの試合【轡田哲朗レッズプレビュー/ルヴァンカップ決勝 福岡戦】
(Report by 轡田哲朗)
早川をトップ下で起用するところから周囲を考える
浦和レッズは11月4日にルヴァン杯の決勝戦でアビスパ福岡と戦う。2003年に前名称のヤマザキナビスコ杯で優勝してクラブの初タイトルを獲得してから20年、その間にタイトルを取ったり逃したり、いい時期も悪い時期も様々な歴史を刻みながら過ごしてきた浦和は、改装されたとはいえ同じ国立競技場で3回目の優勝を狙う。一方の福岡は初タイトルを狙う舞台になる。
先にレギュレーションだけ確認しておくと、この決勝戦でも年末時点で21歳以下の日本人選手を1人以上スタメン出場させなければいけない制限は適用される。そのため、浦和は早川隼平と堀内陽太の少なくとも1人をスタメンで起用する必要があるが、自然な流れはニューヒーロー賞を受賞した早川を起用すること。そして、累積警告による出場停止選手はいない。同点の場合は延長戦からPK戦までを行って決着をつける。
浦和の前日練習は午前中に大原で実施して、国立競技場での公式な前日練習の時間はピッチに姿を現しての青空ミーティングと芝のチェック程度で終わった。この辺は地域性のちょっとした有利な点とは言えるかもしれない。
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