浦レポ by 浦和フットボール通信

両チーム共に勝ちきれなかった悔しさが滲みでていた 彩艶は爽やかな笑顔を見せて会場を後にした【試合取材後記 今日のミックスゾーンから】

試合後に選手たちが取材対応をするミックスゾーンでの選手たちの様子をたかねえがお伝えします。(Report by 河合貴子)

早川選手のリーグ初スタメン、中島選手の浦和デビュー、鈴木選手の海外移籍と話題豊富のミックスゾーンに

マチェイ・スコルジャ監督が「重要な1戦」と位置づけて臨んだリーグ再開初戦は、浦和との勝ち点6ポイント差で2位にいる横浜Fマリノス戦だ。サマーブレイク明けの8月2日に開催された天皇杯・ラウンド16・名古屋戦では、0‐3と完敗を喫し、一部の心無い行為もあっただけに横浜FM戦ではしっかりと勝利を収めて重苦しさを払拭し上位との差を縮めたいところであった。

すでに天皇杯3回戦を敗退している横浜FMの方が、中3日で挑む浦和よりフィジカル的に優位な状況だったが、早川隼平選手がリーグ戦初スタメンで起用されるなどフィジカル的なハンディキャップを感じさせないほど浦和は躍動していた。

4‐2‐1‐3の横浜FMは、前線のブラジル人トリオのアンデルソン・ロペス選手を中心にして、ヤン・マテウス選手とエウベル選手が大外に張り出し、両サイドバックがインナーラップして前線をサポートして数的優位を作り出してきた。だが、浦和は非常に良い距離感で攻撃の芽を摘み攻撃を仕掛け、前半は横浜FMにシュート1本しか打たせなかった。浦和が前半に放ったシュートは5本。開始早々の荻原拓也選手のシュートや酒井宏樹選手のクロスに大久保智明選手と早川選手がゴール前へと飛び込むシーン、伊藤敦樹選手のクロスをゴール前でフリーで受けたホセ・カンテ選手のシュートなど決定機を作り出していた。しかし決めきれずに前半をスコアレスで折り返した。

ハーフタイムにカンテ選手と早川選手に替えて興梠慎三選手と関根貴大選手を投入し攻撃を活性化していった。攻守においてアグレッシブな姿勢で主導権を握ったのは浦和であった。横浜FMの鋭いカウンターもマリウス・ホイブラーテン選手とアレクサンダー・ショルツ選手が適格に対応したり、西川周作選手の好セーブも光りゴールを死守。83分には、新加入の中島翔哉選手が岩尾憲選手に替わりピッチへと送り込まれた。GKの一森選手の負傷交代のアクシデントもありアディショナルタイムは8分となる中、最後の笛が鳴るまで集中を切らさずに、闘う姿勢を見せ続けたが、結局は互いに譲らずスコアレスの痛み分けとなった。

試合後、ベルギーリーグ1部のシントトロイデンへのレンタル移籍が決まった鈴木彩艶選手が「いつかこのクラブで、このピッチで、浦和レッズのエンブレムを背負ってゴールマウスを守り、そして今日までに達成できなかった目標を再び追いかけることができるように、世界のピッチで浦和人としての誇りを胸に闘ってきます。約11年間、本当にありがとうございました。行ってきます!」と力強く挨拶をし、手を振りながら場内を一周した。

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