浦レポ by 浦和フットボール通信

重要度の高い大会の初戦、期待したいのは前半の立ち上がり【轡田哲朗レッズプレビュー/天皇杯 関西大戦】

(Report by 轡田哲朗)

総入れ替えを前提に予想したが、分からない部分もある

浦和レッズは6月7日に天皇杯の2回戦、浦和にとっての大会初戦で関西大学と対戦する。この大会は優勝チームがAFCチャンピオンズリーグ(ACL)への出場権を得られるという点で、ルヴァン杯とは少し違う。その意味でも、マチェイ・スコルジャ監督にクラブとどのような認識の大会にしているのかを聞いてみると、「まずACLにつながる最短の道が天皇杯だと思います。私にとってもクラブにとっても、優先順位で2番目に来る大会だと言えると思います」と話している。

とはいえ、7連戦の6試合目で出場回数の多い選手たちにはかなり疲労が来ている時期でもある。まずは総入れ替えすることを予想の範疇に入れてみたいが、前の鹿島アントラーズ戦で前半45分のみの出場だったブライアン・リンセンはスタメン継続になっても不思議はない。ただ、髙橋利樹にスタメンのチャンスを与えるならこの試合を置いて次のタイミングを見つけるのはちょっと難しそうな気がする。彼の力量が云々という話ではなく、かなり試合から遠ざかってしまって、最後の出場が2週間前の10分間という選手なので、リーグ戦や突破の懸かったルヴァン杯の試合でスタメンとなると「うーん」となる側面があるからだ。

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