レッズレディースがWEリーグ初制覇!完勝でさいたまダービーを制す【河合貴子 試合のポイント/WE21節 大宮戦】
(Report by 河合貴子)
ホーム浦和駒場スタジアムで完封勝利
WEリーグ初制覇に向けて躍動する浦女たちと共に、心地よい風がピッチを駆け抜けていった。大宮アルディージャVENTSをホーム浦和駒場スタジアムに迎え、三菱重工浦和レッズレディースは浦和を愛する人々とともに闘い4-0で完封勝利を収めWEリーグ初優勝を決めた。
スタジアムを一つにまとめ上げるように「聖地駒場に響かせよう誇り高き凱歌を!」「We are REDS!メインもバックもWEだ!We are REDS!を一緒に叫ぼう!」などサポーター有志によって張り紙がいたるところに張られ、『THIS IS URAWA』を感じさせる最高の雰囲気の中で試合が始まった。
楠瀬監督が「これだけのサポーターと状況で気持ちよくゲームに入らせてもらった。選手たちも前半で終わるような気持ちで行こうという気構えでやってくれた」と試合を振り返ったように、試合開始から主導権を握った浦和は、DFラインをしっかりと押し上げて自分たちのリズムでゲームコントロールをしていった。
対する大宮は、ゴール前に人数を掛けながらもズルズルとDFラインが下がるが、必死に身体を張ってシュートブロックやクリアーをしてきた。しかし、浦和は慌てることも焦れることもなく、しっかりとセカンドボールを回収して厚みのある攻撃を粘り強く仕掛けていった。
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