2023.05.30

荻原拓也が得点力を上げるために「もっと強気でいきたい」と言った理由は

2023年05月30日 18時10分　
カテゴリ：大原練習レポート • 選手コメント
タグ : photo • pickup • 荻原拓也

（Report by　河合貴子）

強気な姿勢で存在感を示す

「もっと強気でいきたい」と目をギラギラとさせて荻原拓也選手は言った。

２試合未消化の中で、浦和の失点は首位を走るヴィッセル神戸と同じ11失点とリーグ最少だ。安定感のあるセンターバック２選手がいるとはいえ、サイドからのクロスの対応や突破など１対１の守備にくらいついていく自信は、荻原選手にはあった。

直面している問題は、やはり攻撃面だ。ACLを制覇した浦和の次なる目標であるJリーグ制覇に向けては、やはり得点力をあげていかなければならない課題を感じ、守から攻への切り替えを早くして攻撃面で浦和に貢献したい思いが胸中にはあった。「強気な選択を増やして、攻撃でチームに貢献したい。攻撃で貢献できなければ自分が出ている意味がないと思う」と険しい表情をした。試合を見返しても「攻撃の部分は難しい。何かを変えなければいけないことは間違いない」と眉間にしわをよせた。

ラストのシュートの精度は個のスキルの部分があるが、個人技で突破しゴールを決めるスキルには、組織で守ってくる対戦相手には限界がある。やはり、連動した動きの中から相手の守備を揺さぶり多くの決定機を作りだすコンビネーションが重要だ。そこには、様々な要因が絡み合ってくる。荻原選手は、その要因の１つにボランチとの関係性をあげた。

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