スコルジャ監督が怪我人などチーム状態を語る 福岡戦の平野の出来をべた褒め
(Report by 河合貴子)
川崎戦は突破へのラストチャンス
新緑が深緑へと変わりゆく中、リーグ・アウェイ福岡戦から過酷な公式戦7連戦が始まった。7連戦の初戦となった福岡戦は、約60%もボールを保持しながらもゴールネットを揺らすことができずに痛恨のスコアレスドローになってしまった。
マチェイ・スコルジャ監督は「特に前半は、相手に予測されやすいプレーをしていたと思う。プレースピードを上げるべきだし、より賢くプレーをすることが必要だ。福岡は、試合を通じて非常にコンパクトだった。そういうDFをこじ開けるためには、サプライズ的なプレーが必要だと思うし、プレーのバリエーションを増やすことによって予測をしにくくすることができる」と改めて攻撃面の課題を口にした。
アタッキングサードでのコンビネーションやスキルの課題は、ずっと言われ続けてきたことだ。試合で露出した課題を練習で取り組み、試合に挑むM・T・Mメソッドを繰り返しやりぶれずにやり続けていくしか改善方法はない。『雨だれ石を打つ』だが、7連戦ともなると、選手をうまくローテーションしてコンディションをいかに維持していくことが最優先となってしまう。
スコルジャ監督は、「できるだけ、その時点のベストメンバーで挑みたい。メディカルスタッフやフィジカルコーチと相談しながら、選手たちの負荷のモニタリングなどを行って良い状態の選手を起用していきたい」と話した。
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