浦レポ by 浦和フットボール通信

シーズン前半戦の節目になるタイミング 積み上げを証明したい【轡田哲朗レッズプレビュー/川崎戦】

(Report by 轡田哲朗)

カンテの出場停止を除けば札幌戦とほぼ同じだろう

浦和レッズは23日に、J1第9節で川崎フロンターレとアウェーで対戦する。今季前半戦の大きな目標であるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝戦を前にして、このゲームがラストになる。今のチームがどれだけできるのかを測る、あるいは自分たちで確認するのに良い相手とのゲームが入ったという言い方もできるだろう。強いて言えば、ルヴァン杯の次の試合とはいえ長距離移動を挟むことから、このゲームを土曜日に消化したかったのはちょっとした要素かもしれない。

それを抜きにしても順位表を見た時に、首位のヴィッセル神戸が敗れて迎えるゲームでもあるし、勝利するとグッと見た目の順位が上がるタイミングにもなる。ここまで8試合を終えて勝ち点16なので、試合数の2倍という基準に乗せることができている。このペースを守っていきたいところだ。

川崎とは今季、ルヴァン杯の試合で対戦している。互いにかなりターンオーバーを実施したメンバーでの対戦だったが、0-0の引き分けだった。この試合に関して、マチェイ・スコルジャ監督のこれまでの起用からは、15日の北海道コンサドーレ札幌戦と同じスタメンが並ぶと予想される。ただ、ホセ・カンテに関しては札幌戦の退場処分により、Jリーグからは1試合の出場停止と発表されているために出場できない。おそらく、ブライアン・リンセンをベンチに入れておくことになるだろう。

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