残り10試合の後半戦に向けて一からのポジション争いが始まる【レディース練習レポ】
(Report by 河合貴子)
新潟戦に向けて
晴れ渡る早朝、満開の桜並木を通り過ぎレッズランドへと向かうと三菱重工浦和レッズレディースの元気な姿があった。春休みを利用して遠征中のコンサドーレ札幌Jrユースと浦和のJrユースの練習試合が行われたり、レッズランドは大賑わいであった。そのため、浦女たちの練習は通常より1時間早い朝8時からのスタートであった。
3月19日にアウェイで開催されたノジマステラ神奈川相模原戦に3-1で勝利した浦和は、5連勝と勝ち点を積み重ね9勝1敗で首位に立った。先週は「WE ACTION DAY」で試合はなかったが、1試合少ない状況の中でも首位をキープしている。次節のアルビレックス新潟レディース戦まで約2週間空き、コンディションも良い状態だ。
楠瀬監督は、「後半戦に向かっていくので、ちょっと疲労だとか精神的にもいろいろあるのでリフレッシュを兼ねながらチーム内での競争を一からスタートしている感じだ。怪我人も戻ってきたからこそ、しっかりと競争をしないと。ボーダーラインを守っていかないと」と、選手たちにポジション争いをさせて厳しい目でチーム全体のスキルアップを図っていた。
とは言っても長期離脱中の一法師央佳選手と池田咲紀子選手、高橋はな選手は別メニューだ。また、角田楓佳選手は、別メニューで調整。遠藤優選手は、アップの途中で対人プレーを避けて別メニューであった。栗島朱里選手、長船加奈選手や柴田華絵選手、菅澤優衣香選手など離脱していた選手たちが徐々に戻ってきているが、選手全員が揃って練習するのはなかなか難しい状況である。
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