浦レポ by 浦和フットボール通信

スコルジャ監督が攻撃陣に求めていること 「近くお見せすることができる」と、ホセ・カンテ出場も示唆

(Report by 河合貴子)

リーグ4連勝を目指して柏戦に挑む

痛恨の引き分けとなってしまったYBCルヴァンカップ第2節の清水戦を振り返り、マチェイ・スコルジャ監督は「清水戦で大きな教訓を得た」と選手たちに話していた。

その教訓とは・・・
教訓1、点を獲ったら2点目を獲りにいかないといけない。2点目を獲ることで試合を決定づける。教訓2、追加点を獲るハングリーさが必要だ。

正直な所、その教訓に不用意な連携ミスからの失点はしないことも加えてほしいところであったが、スコルジャ監督は得点力を強調していた。

スコルジャ監督は「良い立ち上がりからチャンスを作りゲームをコントロールし、得点を獲ることができた。しかし、そのあと失点して、より難しい流れになった」と険しい表情をして「清水に希望を与えてしまった。清水が交代でボランチの所にレギュラーの選手が入ってきた。我々は失点をした後、少しメンタル的なところで問題があったと思う。最後の20分間は良くない時間帯だった。悪い時間帯の中でも決めるべきであった慎三(興梠選手)のチャンスとかは作ることができていた」と勝ちきれなかった悔しさを滲ませた。

浦和が放ったシュートは、清水の2倍以上の14本だ。点を獲る姿勢は見られたが、ゴールは確率の問題だ。シュートは撃たなければもちろん入らないが、シュートコースもない中ではゴールが決まる確率は低い。決定力を上げるためには、より確率が高くなるシチュエーションを作らなければならない。

(残り 1585文字/全文: 2208文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ