浦レポ by 浦和フットボール通信

マチェイ・スコルジャ監督が語った3バック練習の意図 ルヴァン杯清水戦でGK牲川歩見の起用を示唆

(Report by 河合貴子)

ここまで戦ってのJリーグの印象は?

今シーズン開幕からスタート奪取とまでは行かなかったが、リーグ戦を3勝2敗。YBCルヴァンカップ・湘南戦で1分けと公式戦3勝1分け2敗とスコルジャ監督新体制の下でまずまずのスタートとなった。FC東京戦と第2節の横浜FM戦で2連敗を喫したが、その後はYBCルヴァンカップを含めて3勝1分けと調子を上げてきている。

マチェイ・スコルジャ監督は「フィフティー、フィフティーという感じだ。試合ごとに良くなっていると思うがまだ時間が必要だと思う」と険しい表情を浮かべて「1つ言えることは、「Jリーグは監督の力を要求するリーグだ」と言うことだ。自分にとっては好ましいことだ。例えばポーランドリーグと比較すると、ポーランドリーグの方がフィジカル的なことを要求される。日本は、より純粋にサッカー的なことを要求される」と自信ありげにニヤリと笑った。

そして「ポーランドリーグでは、DFやMFのアグレッシブさが大事にされている。JリーグではDFもワンタッチでプレスをいなすプレーができる。そういうリーグでは、監督としての能力がさらに要求されると思う。もちろん、フィジカル的に強いチームも1つの狙いとしてもっているが、フィジカルのみになるのは良くない。戦術・技術・フィジカル面をうまくミックスしたものにしたい。選手たちも理解して実行してくれているので、常に前進している感覚はある」と手応えを感じていた。

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