浦レポ by 浦和フットボール通信

清家貴子の終了間際の決勝弾で勝利【河合貴子 試合のポイント/WEリーグ10節EL埼玉戦】

(Report by 河合貴子)

攻撃が単調になる課題を残すも

ウィンターブレイク明けの初戦をアウェイ新潟で2-1と勝利を収めて好スタートをきった三菱重工浦和レッズレディースは、ホームでちふれASエルフェン埼玉を迎え撃った。穏やかな日曜日の昼下がり、浦和駒場スタジアムで開催された埼玉ダービーはまさに両者譲らない死闘末、試合終了間際の89分に清家貴子選手のゴールが決まり1-0で辛勝した。

EL埼玉の田邊監督は「ギリギリまで0-0で行けていた」と悔しさを噛みしめ「特に前半、しっかりラインをやろうと意識してできていた。後半になって体力的にきつくなってきた結果が、最後の方にオフサイドになりかけたり、どうだったかというところだ。ゲーム巧者というか、最後のところで起点を潰し、自分たちで起点を作るとか、ちょっとずるい話しファールしてでもゲームを止めようとか、ゲームに対するずる賢さが足りなく、結果相手の攻撃を止められないところが失点に繋がった。本当にゲームの流れを読んだ守備は、痛い勉強になった」と試合を振り返っていた。

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