浦レポ by 浦和フットボール通信

関根貴大が今季初勝利を呼び込む勝ち越しをアシストをした中で意識していたこととは【河合貴子 試合のポイント/J第3節C大阪戦】

(Report by 河合貴子)

開幕3試合目のホーム駒場で初勝利

ホーム開幕戦、C大阪を浦和の『聖地』である浦和駒場スタジアムに迎えて挑み、苦しみながらも2-1と逆転勝利を収めた。浦和を愛する人々の歓喜の歌声が、風にのって浦和の街へ響き渡った。

今シーズン開幕となったFC東京戦、そして第2節の横浜FM戦と少しずつ良くはなり、ボールのポゼッション率は前よりは上がったが、プレスを剥がされてしまうシーンも多く、33分には鋭い読みでヨニッチ選手にボールを自陣で奪われショートカウンターで為田選手が切れ込み入れたクロスが、岩尾憲選手のオウン・ゴールを誘い先制点を許してしまった。

浦和が前半に放ったシュートは、C大阪の4本に対して6本であった。興梠慎三選手がDFの背後を狙う動きから何度となくチャンスを作り出すがオフサイドになってしまったり、シュートの精度を欠き枠内シュートは1本のみであった。

「情けない試合をしている」と関根貴大選手はベンチで感じていた。「その前の2試合(FC東京・横浜FM)も良くなかった。自分がピッチに出たらどうしたら良いかなと考えながら見ていた。右で出る可能性もあった」と様々なことを考えながらアップをしていた。

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