浦レポ by 浦和フットボール通信

たび重なる2度の大怪我を乗り越えた長船加奈の完全復活に期待【こぼれ話】

(Report by 石田達也)

90分間プレーをして無失点に貢献

1月26日、味の素フィールド西が丘で行われた“関東大学女子サッカーオープニングフェスティバル”全日本学連選抜戦(2-0)で長船加奈選手が90分間、プレーし無失点試合に貢献した。長船選手はトレーニング中に左膝前十字靭帯を損傷し、2021年8月2日に手術をし、全治8ヵ月と診断され、辛く厳しいリハビリに励んできた。

自身のSNSでは「まさか自分って思いもありしばらく実感が湧きませんでしたが、今は毎日リハビリをしながら膝さんと向き合っております 試合に絡めないのが悔しくてたまりませんが、ゼロから体を作り直す機会なので自分の成長を楽しみたいと思います」と心境を綴っていた。

部分合流もし、調子が上がってきたところで再受傷。2022年4月12日に手術を行い、全治約8ヵ月と診断をされた。たび重なる2度の大怪我。心が折れてしまいそうな出来事だったが前を向きコツコツとリハビリに励むと、先月下旬から完全合流を果たし、この日、ピッチに立った。「初めは90分間、持つのか心配もあったが、できるところまでプレーしてみようと。体力的にも膝も問題なく意外といけた」と柔和な笑顔で話した。

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