浦レポ by 浦和フットボール通信

西川周作、鈴木彩艶・・・スコルジャ監督がポジション争いが激しいGK起用について語る

(Report by 河合貴子)

4人体制のGKチーム

浦和には、ご存じのように4人の優れたGKがいる。浦和の守護神として背番号1番を背負いゴールを死守してきた百戦錬磨の西川周作選手。今シーズンで浦和在籍10年目だ。もちろん、浦和で活躍して日本代表復活を狙っている。

その西川選手の姿を追いかけ、虎視眈々とポジションを狙う鈴木彩艶選手は、浦和の下部組織で育ち並外れた身体能力の高さがあり、U-15日本代表に選出されてから各カテゴリーの代表GKとして活躍し、昨シーズンはU-23アジアカップにも出場し、7月には初めて日本代表入りを果たした将来性のある選手だ。

そして、磐田の下部組織で育ち各カテゴリーの日本代表経験もある牲川歩見選手。磐田で将来を有望視され牲川選手であったが、川口能活選手の存在やカミンスキー選手の加入もあり、2016年に鳥栖、17年に群馬、18年に沼津へと経験値をあげるためにレンタル移籍し、19年には沼津へ完全移籍となり、そこでの活躍が認められ20年から水戸へと闘いの場を移し、昨シーズン浦和へとやって来た苦労人だ。もともとポテンシャルが高い選手であるが、紆余曲折しながらやっとJ1の舞台へ舞い戻ってきた選手だ。

さらに今シーズン、「出場できない時がやっぱり長いと思うのですが、そういう時に謙虚におごらずにやっていきたい」と厳しいGKのポジション争いに相当の覚悟をもって飛び込んできた吉田舜選手。

スコルジャ監督は「4人の非常に興味深いGKがいる」とニヤリと笑った。そして「中でも周作(西川選手)と彩艶(鈴木選手)は非常にレベルが高い」と高評価していた。

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