浦レポ by 浦和フットボール通信

キャンプも終盤 誰がどのポジションをやっているか(更新版)【轡田哲朗 沖縄キャンプレポ17日目】

(Report by 轡田哲朗)

意見や考えではなく、現状の提示

浦和レッズは、沖縄県でトレーニングキャンプを実施中の1月27日は午前練習のみになった。29日の最終日にサガン鳥栖とトレーニングマッチを行うことがすでに発表されている。そこでプレータイムをそこそこ確保する方針のようだし、残り日数が少ないこともあって過負荷になって離脱者を出す意味はない。昨日に続いて2部練習の片方がキャンセルになり、明日も午前練習のみというアナウンスがあった。こういう日程が出てくると「キャンプも終盤だなあ」という実感をする。

この日のトレーニングはピッチを広く使った戦術的なものがメインになったのだけど、あまり止めずに流している時間も長かった。マチェイ・スコルジャ監督によるキャンプ総括の取材機会もあるので、総論的な話はそれを受けてのものに譲りたい。そういうわけで、今日はキャンプが始まって早い段階で行った、「各選手がだいたいどのポジションでプレーしているか」のアップデート版を紹介してみようと思う。昨季にこのような企画をした時にも記したけれども「この選手はここもできるはず、こっちの方が生きるはず」とか「自分ならここで使ってみたい」などは置いておいて、「現時点ではこのポジションをやることが多いんだな」と、いったん素直に受け取っていただきたい。

誰がどのポジションをやっているか

この沖縄キャンプがスタートする前の時点で岩波拓也、キャンプ途中に松尾佑介が海外クラブへの移籍を前提にチームを離脱しているが、先方との契約が締結されたという発表がない限りにおいては浦和の契約下にある選手ということになるので、念のために図の上で名前は残しておく。また、今回に関しては前回と違い、もし何の制限もなく相手関係も考慮しなかったら公式戦のピッチに近そうな感じになっている順序を尊重している。もっとも、「明日が開幕戦です」となったら欠場しそうな人はいるのだけど。そして、ここから何か大きな変更が起きない限り布陣図は4-4-1-1のセカンドトップ型にしておきたい。その辺りの根拠は小泉佳穂と会話したものの記事(https://www1.targma.jp/urawa-football/2023/01/26/post65210/)を確認していただくのがいいと思う。

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