浦レポ by 浦和フットボール通信

ユニフォームは違えど「22番」の意味 2015年の記憶

※写真は大宮花伝の松澤明美さんに提供いただきました。

(Report by 轡田哲朗)

大宮の茂木力也は、浦和ユース出身でキャプテンも務めていた

浦和レッズは沖縄県でトレーニングキャンプを実施中の1月25日に大宮アルディージャとトレーニングマッチを行った。ちょっと楽しみだったのは、大宮には浦和のユース出身で2015年にトップ昇格した茂木力也がいること。センターバックやボランチ、サイドバックなど守備的なポジションをどこでもできて、身長の割に空中戦も強い。あと、実はスローインの飛距離が結構ある。浦和との契約期間という意味では5年間だったのだけど、チームにいられたのはトータル1年半だった。期限付き移籍も含めモンテディオ山形や愛媛FCでプレーした後、昨年から大宮でプレーしている。

茂木はユースの時にキャプテンをしていた選手で、当時のユース監督でトップチームのコーチや監督も務めた大槻毅さんも「素晴らしいパーソナリティを持っている」と話していたことがある。トップ昇格したのが、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の指揮下でチームがバチっと固まって、ACLに出続けてリーグ戦でも優勝争いをする時期だったのは、ちょっと18歳世代には厳しかった。それでも穏やかな笑顔を浮かべつつ取材に応じてくれるタイプだったし、トレーニングマッチや紅白戦でのチームの狙いは彼に聞くととても分かりやすかったので実は頼りにしていた。

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