浦レポ by 浦和フットボール通信

戦術的な要素が増えてきた練習 精度はまだまだこれから【轡田哲朗 沖縄キャンプレポ7日目】

(Report by 轡田哲朗)

ここまでトレーニングを「飛ばす」選手が出ていない

浦和レッズは沖縄県でトレーニングキャンプを実施している1月17日に、午前と午後の2部練習を実施。どちらの時間帯も、攻守にわたる戦術的な要素に踏み込むトレーニングがあった。やろうと思えば2カ所で同時進行できそうなものを1カ所で丁寧にやっていた感じからは、少しゆっくり確認しながらやりたいという部分、あるいは多少の負荷調整もあるのかなという印象を受けた。ただ、こうしたものを積み上げて、トレーニングマッチでも確認してというプロセスを開幕戦までちょうど1カ月間、進めていくことになる。

全国的に寒さが厳しいという中で、沖縄も先週と比べたら温度は低いし日陰になると空気は冷たくなるものの、言ってもちょっとカテゴリーが違う。筋肉系の問題が出やすいかどうかなどを考えても、この時期に沖縄にいられたのはメリットだと思える。特筆すべきは、ここまでトレーニングを明確に「飛ばす」選手が出ていないことで、このままケガ人が出ることなくピッチ上でコンセプトを確認しながらキャンプを完走できるとベストだ。

本日のメニューを岩尾憲に解説してもらった

(残り 3370文字/全文: 3866文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ